楊家將演義第三十七回 黄瓊女が翻って宋営に投じ、穆桂英が陣を破り姑を救う (黃瓊女反投宋營 穆桂英破陣救姑)

黄瓊女、投降を決意

  • 恥辱を受けた黄瓊女は、かつて楊業の六男(六使)と縁談があったことを思い出し、番軍を離れて宋に投降し、旧縁を頼ろうと考え、馬氏の陣へ書状を送る。
  • 令婆はかつての縁談を思い出し、六使にも取り次ぐ。六使は「今は国事が優先」としつつも令婆の勧めで承諾し、内応の約束を交わす。

黄瓊女の内応で太陰陣を破る

  • 約束の夕刻、金頭馬氏が太陰陣に攻め入り、黄瓊女も呼応して番将・黒先鋒を討ち取り、共に陣外へ脱出する。韓延壽・蕭天佐らの追撃は間に合わなかった。
  • 令婆は黄瓊女の帰順を喜び、六使も対面する。

鉄門・青龍陣攻略の布陣

  • 宗保は鍾道士と攻略順を相談し、鉄門金鎖陣を穆桂英に、青龍陣を柴太郡(懐妊中)に命じる。孟良が柴太郡を補佐することになる。
  • 穆桂英は火箭部隊と迂回部隊を分け、番将・馬栄と激戦の末にこれを斬り、鉄門金鎖陣を突破する(詩:佳人の武功を讃える内容)。

柴太郡、陣中で出産しつつ青龍陣を破る

  • 柴太郡は孟良と共に青龍陣に攻め入り、番将・鉄頭太歳と激戦するが、戦いの最中に産気づき、陣中で男児を出産して昏倒する。
  • 危機を見た穆桂英が駆けつけ、鉄頭太歳(正体は妖怪)を飛刀で斬り、孟良も番兵を掃討して青龍陣を破る(詩:桂英の武勇を讃える内容)。
  • 生まれた子は令婆に見せられ「宗保に似ている」と喜ばれ、楊文広と名付けられる。

白虎陣攻防

  • 番側は敗戦を受け、椿岩と呂軍師(呂洞賓)が策を練る。
  • 六使が白虎陣に攻め入るが、番将・蘇何慶の偽装退却に乗じられ、金鑼の合図で陣形が八卦陣に変じ、霸貞公主の軍に包囲されてしまう。
  • 宗保は焦贊(鑼を破壊)、黄瓊女(旗を倒す)、穆桂英(父の救出)に分担して救援を命じる。
  • 焦贊は番将・劉珂を斬り鑼を破壊、黄瓊女は旗を切り倒し、穆桂英は蘇何慶を射殺、黄瓊女は霸貞公主を打ち負かして敗走させる。六使も脱出し、白虎陣を破る(詩:破陣の功を讃える内容)。

次の攻略へ

  • 宗保は続けて玉皇殿への攻撃を提案。令婆・八娘・九妹に梨山老母(陣内の妖)の捕縛を、王貴に本陣接応を命じ、翌日の交戦に備える。