楊家將演義第三十八回 宗保が天門陣を大破し、五郎が蕭天佐を降伏させる (宗保大破天門陣 五郎降伏蕭天佐)
王貴の戦死と玉皇殿攻略
- 令婆らが玉皇殿を攻めるが、梨山老母(正体は董夫人)と交戦の末、陣に包囲される。救援に向かった王貴は韓延壽の矢に当たり戦死する。
- 穆桂英が令婆・八娘・九妹を救援し、董夫人を射殺。楊七姐も紅灯を破壊して合流し、全員無事に帰還する。
- 王貴の妻・杜夫人は嘆き悲しむが、六使の奏上により真宗は王貴を「忠義成国公」に追贈し、杜夫人を「貞節夫人」に封じ、恩賞を与える。杜夫人は洪都荘へ帰る。
楊五郎、迷魂陣を破り蕭天佐を討つ
- 鍾道士の指示で迷魂陣攻略を楊五郎に命じる。五郎は番将・蕭天佐、単陽公主と交戦しつつ陣内へ進むが、妖鬼の群れに阻まれ一旦退く。
- 宗保は天書に従い、四十九人の少年に柳枝を持たせて妖婦の魂魄を打ち散らす策を用意。五郎はこれを率いて再突入し、耶律吶を斧で討ち、単陽公主を生け捕りにする。
- 蕭天佐と交戦した五郎は降龍棒でその肩を打ち、正体(黒龍)を現した天佐を斧で二つに斬る(後に頭は火離国王、尾は河口軍師として乱を起こす伏線)。
- 孟良も太陽陣で番将・蕭撻懶を討ち、五郎と合流して迷魂・太陽の両陣を破る(詩:宋軍の勝利を讃える内容)。
- 穆桂英の勧めで単陽公主は助命され、宗保配下として温存される。
玉皇殿攻略の準備
- 呼延贊らが趙玄壇・関元帥・殷元帥などに扮して玉皇殿の兵力を攻めるが、金龍太子・土金秀らに阻まれ、岳勝が生け捕りにされるも孟良の機転で救出される。
- 宗保は孟良に珍珠白涼傘を奪う策、焦贊に日月珠羅旗を倒す策を授ける。
- 六使は真宗の親征を進言。奸臣・王欽は反対するが、八王の後押しで真宗は自ら出陣を決める。
玉皇殿・三陣の陥落
- 孟良・焦贊が珍珠白涼傘と日月珠羅旗を奪い、番将・土金牛と土金秀を討つ。六使が四十九の号灯を射落として陣を破り、二十八星官も掃討される。金龍太子は真宗自らの矢で討たれ、宗保は通明殿を焼き払う(詩:君臣の武功を讃える内容)。
- 続けて孟良が朱雀陣(耶律休哥を退ける)、焦贊が玄武陣(耶律奚底を斬る)、六使・宗保らが長蛇陣(耶律沙を自刎に追い込む)を次々に破る。
呂洞賓の去就
- 陣が総崩れとなり、韓延壽は呂軍師(呂洞賓)に助けを求める。呂洞賓の妖術で宗保らは窮地に陥るが、鍾道士(鍾離権)が現れて風を鎮め、呂洞賓を諭して共に蓬莱へ帰らせる。