楊家將演義第二十四回 孟良が智で驌驦馬を盗み、岳勝が蕭天祐と大戦する (孟良智盜驌驦馬 岳勝大戰蕭天祐)

孟良の幽州潜入

  • 孟良は胡原谷で令公の遺骨を探すが見当たらず、老番人から蕭太后が既に紅羊洞へ移葬させたと聞き、幽州に潜入することを決意する。
  • 途中出会った漁師から翌日が蕭太后の誕生日で鮮魚を献上することを聞き出し、漁師を殺してその衣服・牙牌を奪って城内に入り込む。

驌驦馬の奪取計略

  • 献上した魚が小さく新鮮でないと咎められるも、孟良は巧みに言い訳し、太后は宴を開いて群臣と歓を尽くす。(詞:酒に浸る心情を詠む内容)
  • 翌日、西涼国から貢ぎ物の駿馬「驌驦」が幽州で奪われ献上されたと知り、孟良はこの馬も持ち帰る計略を練る。
  • まず紅羊洞で令公の遺骨を掘り出し持ち帰ろうとするが番人に見咎められ、漁師の父の遺骨を持ち帰る途中だと偽って切り抜ける。

馬を得て脱出

  • 孟良は馬に毒を盛って食を断たせ、蕭太后が医者を募ると自ら名乗り出て治療を請け負う。実は麻薬を盛っていただけで、洗い流して餌を与えると馬は回復する。
  • 功により燕州総管に任じられそうになるが辞退し、「馬の療養のため州所に連れて行きたい」と口実をつけて馬を借り受け、駅で回収した遺骨とともに幽州を脱出、佳山寨へ逃げ帰る。(詩:孟良の忠勤と勇気を称える内容)

追撃と岳勝の勝利

  • 事態を知った蕭太后は激怒し、蕭天佑に追撃を命じる。孟良は辛くも関口に逃げ込み、岳勝が迎え撃つ。
  • 岳勝と蕭天佑が四十合戦い、焦賛が横合いから加勢して遼兵を大破、澶州界まで追撃して引き上げる。

令公の遺骨と真宗への献上

  • 六郎は孟良の労を謝し、母・令婆に遺骨の件を報告するとともに、駿馬を朝廷へ献上する手はずを整える。
  • 真宗は駿馬に喜び、延昭の功を賞する。ちょうど遼兵が澶州を侵したとの急報があり、八王の推挙で楊六郎に迎撃の勅命が下る。

澶州出陣と伏兵の計

  • 六郎は孟良を先鋒、岳勝を後詰めとして澶州へ出陣させ、自らも軍を率いて続く。
  • 蕭天佑・耶律第は孟良と岳勝を迎え撃つが決着つかず、蕭天佑の体には不思議な光があって刃が通らなかったため、孟良らは撤退する。
  • 蕭天佑は雙龍谷という険阻な地形を用いた伏兵の計を練り、耶律第・黄威顕にそれぞれ谷口と雁嶺を塞ぐよう命じる。