楊家將演義第二十五回 孟良が五台山で兵を借り、五郎が三関寨で天象を観る (五臺山孟良借兵 三關寨五郎觀象)
雙龍谷の伏兵にはまる
- 蕭天佑は岳勝と数合戦った後に偽って敗走し、楊六郎らを雙龍谷へ誘い込む。六郎は険阻な地形を警戒するが、孟良の勧めで谷へ深追いしてしまう。
- 谷中で番将の姿が消え、六郎は計略にはまったと悟るが遅く、耶律第の伏兵に囲まれ、雁嶺への退路も黄威顕の兵に断たれて袋の鼠となる。
救援要請と孟良の潜出
- 焦賛は谷口突破を進言するが、六郎は無益な犠牲を避けて持久を選び、五台山の兄・楊五郎への救援要請を決意する。
- 孟良が番兵に変装して夜陰に紛れ雁嶺を脱出、五台山へ向かう。
五郎への嘆願と八王の馬
- 孟良は五台山で楊五郎(禅師となっている)に窮状を訴え、出兵を懇願する。五郎は僧籍の身を理由に渋るが、良馬さえあれば赴くと述べ、八王秘蔵の千里風・万里雲のいずれかを借りるよう求める。
- 孟良は汴京へ赴き八王に借用を願うが拒絶される。無佞府で令婆に窮状を告げると、九妹が自ら孟良と共に救援に赴くことを申し出る。
千里風・万里雲の奪取
- 孟良は八王邸に忍び込み火を放って混乱に乗じ、千里風を盗み出して逃走するが、八王自ら万里雲に乗って猛追してくる。
- 孟良は機転を利かせ千里風を泥沼に落として囮とし、八王がそれに気を取られている隙に万里雲へ乗り換えて逃げ、「番兵を退けたら必ず返す」と言い残して立ち去る。
五台山からの出兵と偽首級の計
- 孟良は九妹と合流し、万里雲を得て五台山へ戻る。楊五郎はその忠勤に感じて出兵を決意し、頭陀数百人を率いて三関へ向かう。
- 蕭天佑は五郎来援の報を受け、容貌の似た邊民を殺してその首を六郎の首と偽り、陣前に晒して救援を退けようとする計略を巡らす。
疑心と星占い
- 九妹が首級を確認し六郎に似ていると誤認、悲嘆して五郎に報告。五郎も一時は信じかけるが、孟良のみは不審を唱える。
- その夜五郎は星象を観て六郎の無事を悟り、孟良を偵察に、九妹を別方面の探索に向かわせる。
- 九妹は天馬山で番兵に見つかり庵に逃げ込むが、庵主の機転と自身の武芸で難を逃れ、庵に留まって様子をうかがう。