楊家將演義第二十三回 樵夫の詭計で孟良を捕らえ、六使が単騎で焦賛を得る (樵夫詭計捉孟良 六使單騎收焦贊)
孟良の再度の捕縛
- 岳勝は孟良を放したことを訝るが、六郎は孟良を心服させて部将に得たいと語り、再び捕らえてみせると告げる。
- 岳勝に伏兵を、健児五人には樵夫に扮させて計略を仕込み、孟良が攻め寄せると六郎は偽って敗走、山谷へ誘い込む。
- 孟良は岳勝の伏兵に退路を断たれ、樵夫に化けた兵に騙されて縄で吊り上げられたまま宙づりにされ、六郎に見つかって「戦って正々堂々捕らえられねば服さぬ」と言い放ち、再び釈放される。
三度目の対決と帰順
- 六郎は今夜孟良が夜襲に来ると読み、陣前に落とし穴を掘って備える。案の定夜襲に来た孟良は落とし穴に落ちて捕らえられる。
- 三度捕らわれた孟良はついに六郎の智謀に服し、心から帰順を誓う。
- 翌日、孟良は本拠に戻り、劉超・張蓋ら十六名の頭目を率いて六郎に帰順する。祝宴が催される。
焦賛の帰順
- 酒宴で孟良が芭蕉山に潜む猛者・焦賛(鴉州三元県の人、鉄槌の使い手)の話をし、六郎は自ら赴いて招くことを決める。
- 六郎は単騎で芭蕉山へ赴くが、道案内を装った男に案内されて洞窟に捕らえられ、その男こそ焦賛本人であった。
- 処刑されかけたとき、六郎の頭上に白額虎の霊異が現れ、焦賛は神人と悟って縄を解き、帰順を申し出る。孟良・岳勝らが救援に駆けつけ、事情を知って合流し、芭蕉山の巣を焼いて佳山寨へ帰還する。(詩:楊六郎が三勇将を得たことを称える内容)
朝廷への上奏と昇進
- 六郎は三将を帰順させたことを朝廷に報告し、真宗は寇準の進言により延昭を鎮撫三関都指揮正使に、岳勝・孟良・焦賛以下十八名を指揮副使に任じる。
- 使者が佳山寨に赴いて任命を伝え、六郎らはこれを拝受。以後、楊家の旗が三関に翻り、番人は畏れて辺境は落ち着く。
令公の遺骸への思いと孟良の出立
- 中秋の宴で六郎は父・楊令公が瓜州の戦いで胡原谷に果て、遺骸を李陵碑下に仮埋葬したまま迎え取れずにいることを語り、涙する。(詞:中秋の名月を詠む内容)
- その夜、孟良はひそかに単身で胡原谷へ向かい、令公の遺骨を取り戻そうと考え、誰にも告げずに出立する。
- 翌朝、孟良の不在に気づいた六郎らは訝しみ心配する。