說唐第四十八回 程咬金は病をおして王龍と戦い、劉文静は進んで旧主を弑する (程咬金抱病戰王龍 劉文靜甘心弒舊主)
程咬金、病をおして戦う
徐茂公は伏兵を配置しつつ、病を訴える程咬金にも劉武周軍への出撃を厳命する。腹痛を抱えた咬金は、劉武周配下の猛将・王龍と戦い、いったんは押されて用便に退くが、追ってきた王龍を不意打ちで討ち取る。続いて出てきた劉武周本人には敵わず後退するが、秦叔宝の加勢で武周軍の二将(太叔原・柏祥)を討ち取り、武周を後退させた。
喬公山の潜入と劉武周の敗死
喬公山は尉遲恭からの援軍要請と偽って劉武周本隊を誘い出し、叔宝・咬金の伏兵で退路を断つ。一方、徐茂公の密書を受け取った劉文静は、劉武周の陣に食糧援軍と称して入り込み、夜襲で劉武周を斬殺、その首を携えて唐軍に投降した。
尉遲恭の降伏
喬公山が本物の劉武周の首を届けたとき、尉遲恭は真実を悟って喬公山を斬り殺し、喪服姿で唐営に攻め寄せる。秦王は三つの条件(自らと咬金が尉遲恭の鞭の下をくぐる、主君の首と骸を合葬する、秦王が喪服・咬金が哭喪棒を持って弔う)をすべて呑み、誠意をもって劉武周を弔った。これを見た尉遲恭はついに開城して投降し、秦王に迎え入れられた。