說唐第025回 誕生祝いの席で羅成と単雄信が争い、王杠を奪おうとして咬金は捕らわれる (慶壽辰羅單相爭  劫王摃咬金被捉)

土地廟での密かな祝宴

発覚を恐れ、秦叔寶は祝宴を自宅ではなく裏手の土地廟で催す準備をする。母は豪傑たちの異相に驚くが、程咬金の強引な後押しで祝いの席に出て、皆から拝礼を受ける。

程咬金の口車で羅成と単雄信が衝突

節度使からの来客対応で叔寶が席を外した隙に、程咬金は座興のつもりで単雄信には「羅成が悪口を言い肋骨を折ろうとしている」、羅成には「雄信が目玉をえぐろうとしている」と互いに偽りを吹き込む。両者は歩き回るうちに肩がぶつかって喧嘩となり、羅成が雄信を投げ飛ばして殴りつける。叔寶が仲裁するが、羅成は雄信を「坐地分賊の強盜」と罵ったまま母に別れも告げず憤然と河北へ帰ってしまう。

咬金、再び楊林の輸送隊に遭遇

事態を知った叔寶は追わせようとするが、徐茂公は「咬金が扇動した張本人ゆえ、追わせれば羅成は余計に遠ざかるだけ」と見抜く。追いかけた程咬金は黄土崗で、楊林自らが護送する十六万両の王摃銀の一団に再び出くわし、前と同様に斧を振るって襲いかかる。しかし今回は楊林自身が相手で、あっさりと組み伏せられ捕縛される。駆けつけた尤俊達も同様に捕らえられる。

秦叔寶への出頭命令

楊林はその場に陣を敷き、濟南府の官員と捕吏一同を召集する。歴城県の徐有德も呼び出され、配下の馬快・秦瓊を出頭させるよう命じられる。