說唐第11回 少華山で英雄たちが入り乱れ戦い、叔宝は仮に承福寺に身を寄せる (英雄混戰少華山 叔寶權棲承福寺)
少華山での再会
華陰県少華山にさしかかった叔宝は道を塞ぐ山賊・斉国遠と切り結ぶが、山寨にいた旧知の王伯当が仲裁に入り、叔宝と分かって手を止めさせる。山寨のもう一人の頭目・李如珪とも意気投合し、叔宝一行を歓待する。
長安行きへの同行
王伯当・斉国遠・李如珪は、叔宝が長安へ賀礼の使いに行くと聞き同道を望む。叔宝は素行の荒い二人を案じつつも承諾する。
承福寺での柴紹との邂逅
長安近くの新装なった承福寺に投宿し、そこが唐公李淵の寄進で建てられた寺だと知る。境内の「報徳祠」に祀られた自らそっくりの神像を見つけ、これがかつて臨潼山で救った李淵が「秦瓊」を「瓊五」と聞き誤って祀った祠と判明する。唐公の娘婿・柴紹(柴嗣昌)とも意気投合し、一行に加わる。
長安入城の準備
灯節(正月十五日)に合わせ、一行は柴紹を加え五人で長安の店に投宿し、翌朝叔宝は健脚二人と共にひそかに明徳門から入城し、楊素邸への使いに向かう。