說岳全傳第七十五回 万人の口の誓いに張俊は応じ、奸臣の一族を殺し王彪は仇を討つ (萬人口張俊應誓 殺奸屬王彪報仇)

民衆による張俊への私刑

  • 墓前の騒ぎは、張俊にかつて害された民衆が押しかけたものと判明する。岳夫人は民衆の願いを汲み、張俊を彼らに引き渡す。
  • 民衆は張俊を輪番で恨み言とともに肉を食いちぎるという凄惨な私刑を行う(滑稽な逸話も交えて描かれる)。
  • 牛皋は張俊・秦熹・万俟卨・羅汝楫の首をはね、岳飛の墓前に供えて祭る。

岳雷、掃北大元帥に

  • 兀朮の再侵攻が朱仙鎮に迫っているとの急報を受け、孝宗は岳雷を掃北大元帥、牛皋を監軍都督、諸葛錦を軍師に任じ、二十万の大軍を発する。

董耀宗・王彪・楊継周の合流

  • かつて岳飛配下だった董先の子・董耀宗が、父の旧友の子で王橫の子・王彪と出会い義兄弟となる。さらに楊再興の子・楊継周とも出会い、三人は九龍山に拠って旧岳家の残党を集める。
  • 三人は嶺南へ流される秦檜・万俟卨・張俊らの家族を乗せた護送隊を襲い、その子女らを処刑して岳飛らの霊に供える。護送官から岳雷が掃北大元帥となったことを知り、朱仙鎮の岳雷軍に合流することを決める。

朱仙鎮での緒戦

  • 岳雷軍は朱仙鎮に布陣し、金軍と交戦を開始する。歐陽從善が金将・土德龍を討ち取り、続く土德虎・土德彪・土德豹の三兄弟戦では、宗良・余雷・吉青が奮戦し土德虎・土德彪を討ち取る(土德豹は敗走)。
  • 金の大元帥・粘得力が強敵として立ちはだかり、牛通・羅鴻・宗良・余雷・歐陽從善・鄭世寶ら次々と挑むが手も足も出ず、さらに増援の小将十人がかりでも敗退する。
  • 牛皋自ら出陣するも粘得力に押されて敗走し、追撃を受ける危機に陥る。