說岳全傳第七十六回 普風師は宝珠で宋将を打ち、諸葛錦は火箭で駝龍を破る (普風師寶珠打宋將 諸葛錦火箭破駝龍)
関鈴らの助勢、粘得力を討つ
- 危機に陥った牛皋を、関勝の子・関鈴が救う。関鈴は陸文龍・樊成・厳成方・狄雷を伴い、岳雷軍への合流を目指していた。
- 関鈴・狄雷が粘得力と渡り合い、陸文龍が駱駝の目を突いて怯ませたところを厳成方が撃ち殺し、樊成がとどめを刺して粘得力を討ち取る。
- 五人は岳雷に迎えられ加勢に加わる。
鮑方老祖の加護
- 金将・尤可栄が糧草を襲撃するのを牛皋が撃退する途中、師の鮑方老祖が現れ、丹薬二包(牛通・何鳳を救うためのもの)と「穿雲箭」という武器破邪の矢を授ける。
国師普風の妖術
- 金軍の国師・普風が「混元珠」という秘宝を用いて宋将たちを次々と打ち倒す(牛通・何鳳が負傷)。
- 牛皋が鮑方老祖より授かった丹薬で二人を癒やし、再戦では牛皋が穿雲箭で混元珠を破壊し、牛通が拾い取って投げ返すが効力を失っており、余雷が普風に一撃を加えて負傷させる。普風は金光となって逃走する。
駝龍陣とその破陣
- 普風は葫蘆に封じた五千四百余りの「駝龍」という怪物を放ち、夜襲で宋軍に多大な損害(一万八千人)を与える。
- 諸葛錦は駝龍が血の匂いに引き寄せられる性質を見抜き、濠を掘って豚や羊の血・火薬・柴草を仕込む計を立てる。普風が再び駝龍を放った夜、伏兵が火を放って駝龍をことごとく焼き滅ぼす。
- 普風は矢傷を負い、兀朮に合わせる顔がないとして無断で山へ帰ってしまう。