金史卷九十二 列傳第三十 毛碩

段階

  • 字は仲権、甘陵の人。宋末の弓馬選抜で選ばれ、宗望軍の来攻時に迎降。滑州知事、亳州の反乱鎮圧では自ら城門に赴き諭して首謀者を捕らえた逸話がある。拱州刺史、曹州知事として書生の誹謗にも寛容な対応をとり評価された。陜西路転運使として結交鈔の流通改善、塩引の分割による便宜、秦州倉粟の折納制度を整備。河東南路転運使では酒課の折衷制度の弊害を正し、公私共に便利になった。大定六年(1166年)致仕、卒去。古人の行事を座右に書き留める謹厳な人柄で知られた。