金史卷七十六 列傳第十四 充
図克坦氏事件による連座
- 母李氏を圖克坦氏が養子として引き取った。熙宗初め光禄大夫、天眷間汴京留守、皇統間淄國公・吏部尚書・代王を経て同判大宗正事、皇統九年右丞相となりこの年薨じ鄭王を追封された(大定二十二年、儀同三司左丞相に降格追贈)。子は塔納・元努・額布勒・阿里布。塔納は歸徳軍節度使、阿里布は定遠大将軍などを歴任したが、海陵が圖克坦氏を弑した際、充がその養子であったことから塔納・阿里布も殺され、元努・額布勒は逃れて世宗に帰参した。世宗は塔納に榮禄大夫、阿里布に輔國上将軍を追贈し改葬を命じ、元努は宗正丞、額布勒は鎮國上将軍・同知濟南尹事となった。