魏鄭公諫錄太宗、侍臣に天下安寧を語る(太宗謂侍臣天下安寧)
- 太宗は群臣に、堯舜のような聖君や龍・益のような賢臣を待たずとも、自ら魏徴を用いることで天下は安泰、辺境も無事に治まったと語り、魏徴の功績を称えた。
- 十六道に黜陟大使を派遣するにあたり、畿内道の人選を太宗が自ら決めることとし、房玄齢らに諮問した。
- 右僕射李靖は「畿内は事が重大で魏徴でなければ務まらない」と答えたが、太宗は色をなし、九成宮行幸という大事の際に魏徴を手放したくない、魏徴がいなければ自分の是非を隠さず指摘してくれる者がいなくなると述べた。
- 結局、李靖を使に充て、魏徴は太宗に従って九成宮へ赴くこととなった。