魏鄭公諫錄子らが常に一処にいることを答える(對兒子常一處)

  • 呉王李恪が拝謁した際、太宗は房玄齢らに、我が子については常に一処に置きたいと思うが、家と国の道理は異なり、子孫代々に相継がせその望みを絶たせるためのものだと述べ、太上皇への奉養も私情とは異なり四海を鎮撫して太上皇に憂いを残さぬことこそ天子の孝であると語った。
  • 魏徴は、孝行には大孝(親を尊ぶ)・その次(辱めない)・下(能く養う)の三段階があり、陛下が身を立て名を揚げ天下を富ませ華夷を安泰にすることこそ大孝であって、粥を勧め左右に侍る庶人の孝とは同じではないと答えた。また四海の主は庶人と比べられるものではなく、子孫と同処することは根本を固め保つ策ではないと述べた。