魏鄭公諫錄新羅の美女献上を諫める(諫新羅國獻美女)

  • 新羅国が美女を献上した。
  • 魏徴は、先日宮中で新羅国が改めて女を進める話を耳にしたが、これをどう留め置くつもりか気にかかると述べた。蕃夷が女を献上すること自体は怪しむに足りないが、今これを受け入れるのは時宜に適わず、噂が広まれば必ず横議を招き、わずかでも聖徳を損なえば悔いても及ばないと諫めた。
  • 魏徴は、事の宜しきをよく詳しく選び、礼をもって使者にその由を告げ、先方の誠意がやむを得ないものであることを確かめた上で望みをかなえてやれば、遠夷は心服し人の謗りもなくなると説いた。太宗は喜色を浮かべて美女を送り返させた。