魏鄭公諫錄王文楷への杖刑執行を諫める(諫決王文楷杖)
- 裴寂は事件に連座して免官され郷里に帰されたが、なお表を上げて京師に留まりたいと願い出た。太宗はこれに大いに怒り、長安令王文楷が裴寂の出立を取り計らわなかった罪として鞭打ち三十を命じた。
- 魏徴は、裴寂の罪状は本来万死に値するものだが、太宗が旧功に免じて法を適用せず官職の解任と封戸の半減にとどめたのであるから、流罪の者でさえ休暇を与えられるように、裴寂の郷里への帰還も急かすべきではないと諫めた。王文楷は太宗の恩情を理解し、大臣である裴寂を無理に急き立てなかっただけであり、罪に問うべき事情ではないと述べた。
- 太宗は「裴寂に墓参りをさせたのだから礼を尽くしたはずだ」と応じつつも、結局王文楷を不問に付した。