魏鄭公諫錄叱奴騭を斬ることを諫める(諌斬叱奴騭)

  • 侍御史張仲素が、慶州楽蟠県令の叱奴騭が官倉の物を盗用した罪を奏上し、事実であったため太宗は斬刑を命じた。中書舎人楊文瓘は、律に照らせば死罪には当たらないと上奏したが、太宗は倉糧を重んじるがゆえに法を厳しく適用しなければ違反者が増えると主張した。
  • 魏徴は、法は天下と共にするものであり、この件で法を曲げて厳罰を科せば、以後の者は法の外で罪を犯すことを恐れなくなり、かえって重大な犯罪が増えると諫めた。太宗はこれに従った。