隋唐演義第六十三回 王世充は恩を忘れ再び叛き、秦懐玉は賊を討って功を立てる (王世充忘恩復叛 秦懷玉剪寇建功)
羅成、幽州の任に戻る
婚礼の後、張公謹は長安に留任し、羅成が幽州郡守代理に任じられる。羅成は竇線娘・花又蘭とともに幽州へ帰る途中、竇建德を迎えに隠霊山へ向かうが、建德は出家の志を貫き下山を拒む。
南陽公主との邂逅
道中、羅成一行は隋の南陽公主(劉文静の縁者で、夫と子を失い尼となっていた)が、無頼の宇文士及に言い寄られ辱められかけている場に遭遇する。竇線娘は義憤を覚え、南陽公主を女貞庵に招いて保護することにする。
関大刀との出会い
同じ宿で、竇線娘一行は元強盗で今は義理堅い人物として知られる関大刀(本名は伏せられる)と出会う。関大刀は竇建德・孫安祖・単雄信の消息を尋ね、単家の恩義を思う様子を見せる。
秦懐玉、単雄信の柩を送る
一方、秦懐玉と単愛蓮は満月を過ぎて出立し、単雄信の柩を潞州へ送る。道中、単雄信の旧恩を受けた豪傑たち(関大刀・莽男児ら)や賈潤甫が集まり、柩を丁重に護送する。彼らは王世充が羅士信を謀殺して勢力を広げていることを知り、単雄信の恩に報いるため、共に王世充と邴元真の討伐を計画する。
王世充・邴元真の最期
賈潤甫と秦懐玉は本隊を率いて牽制し、関大刀ら豪傑が夜襲によって王世充・邴元真の首級を挙げる。反乱は鎮圧され、秦懐玉は単雄信を二賢荘に丁重に埋葬し、忠実な家臣単全を単家の養子として田産を託した。
評語
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