隋唐演義第六十二回 嬌娃たちは名と美を全うし、公卿たちはそれぞれ良き家庭を築く (眾嬌娃全名全美 各公卿宜室宜家)
召命が下る
秦王は羅成・張公謹を引見し、竇線娘の上表の巧みさを賞賛する。徐世勣にも「袁紫煙を早く娶るように」との皇命が伝えられる。
花又蘭、竇建德を説得しに行く
一方、花又蘭は線娘のもとに滞在中、周囲の夫人たちから「線娘は父の許しなしには嫁がないだろう」と聞かされ、単身で隠霊山の竇建德(出家して巨徳和尚)を訪ね、線娘の孝心と羅成との縁談の次第を伝えて下山を促す。竇建德は心を動かされ、下山を約束する。
隋の三夫人との邂逅
又蘭は帰路、雨宿りした家で偶然、隋の降陽院賈夫人・迎暉院羅夫人・和明院江夫人という、乱世を逃れて隠れ住んでいた三人の元宮妃と出会う。
竇建德の下山と皇命到着
竇建德は下山して娘の線娘と対面し、羅成との縁談を認める。折しも朝廷の使者(宇文士及と宦官二名)が竇線娘・花又蘭・袁紫煙を召す詔を携えて到着。行き違いで又蘭が不在だったため、皇帝の使者たちは又蘭とともに例の三夫人(賈・羅・江)も宮中が探していた隋の女性たちと判明し、一同を伴って長安へ向かうことになる。
長安での盛大な婚礼
長安に着いた一行は秦叔宝邸に迎えられ、竇線娘・花又蘭・袁紫煙が入朝し唐主・竇后に謁見する。竇后は線娘の孝心と又蘭の貞節(玉で肌を検分する故事により証明)を称賛し、唐主も感服する。あわせて隋の三夫人(袁紫煙・賈素貞・江濤・羅小玉)はくじ引きで魏徴・尉遅恭・程知節・徐世勣にそれぞれ配せられ、羅成は竇線娘と正式に婚礼を挙げる。秦懐玉と単愛蓮の婚礼も許され、盛大な祝宴の中、宮廷をあげての慶事となった。
評語
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