隋唐演義第二十三回 酒宴で盗みの罪状を白状し生死を辞せず、灯前で捕縛の文書を焼くこと古今稀に見る (酒筵供盜狀生死無辭  燈前焚捕批古今罕見)

杖刑の後の再会

  • 杖刑を受けた秦瓊は、施しを受けた酒屋で心情を吐露していたところ、樊虎の知らせで賈潤甫邸に見慣れぬ一団がいると聞き、犯人一味かと警戒して駆けつける。実際には単雄信ら祝寿の客であったと知り、着替えて宴席に加わる。

程咬金との再会と自白

  • 宴席で、幼馴染だった程咬金(幼名一郎)と秦瓊は互いに気づき、涙の再会を果たす。しかし酒の勢いと賈潤甫の口から、秦瓊が皇銀強奪事件の捜査に苦しめられている事情が語れると、程咬金は「自分と尤俊達こそが真犯人だ」と正直に告白してしまう。

秦瓊、捕縛状を焼く

  • 一同は驚愕し、単雄信は「二人を突き出せば秦瓊の窮地は救えるが、義理を欠く」と苦悩する。程咬金は自ら出頭して秦瓊を庇おうとするが、秦瓊は捕縛状(応捕批)をその場で灯火にかざして焼き捨て、二人を見逃す決断をする。