隋唐演義第二十二回 令箭を馳せ雄信は名を伝え、官刑に屈し叔宝は責めを受ける (馳令箭雄信傳名 屈官刑叔寶受責)
母の寿祝いに集う豪傑たち
- 単雄信は王伯当・李密から秦瓊の近況(長安での顛末や幽州での縁など)を聞き、秦瓊の母の六十歳の祝寿(九月二十三日)に多くの豪傑を招集することを思い立つ。令箭を使いに持たせ、幽州の張公謹・史大奈・白顕道、潞州の童環・金甲らへ知らせを走らせる。
道中の小競り合い
- 一行が山東へ向かう途中、柴紹(郡馬)が尤俊達・程咬金と遭遇し小競り合いになる。王伯当が仲裁に入り、互いに単雄信の一味と知って和解、共に斉州へ向かうことになる。
- 道中の宿では、酔った程咬金が乱暴に暴れて幽州の尉遅兄弟と喧嘩になるが、張公謹の仲裁で丸く収まる。
秦瓊、比較の刑を受ける
- 斉州に到着した一行を、秦瓊の友人・賈潤甫が代わりにもてなす。実は秦瓊はこの日ちょうど、皇銀強奪事件の責任を問われ、劉刺史から拷問(比較)を受ける羽目になっていた。杖罪五十四人分を一手に受け、皮膚は裂けても筋は損なわないよう耐え忍ぶ秦瓊の姿が描かれる。