前漢紀前漢孝武皇帝紀五 元鼎六年 前111年
- 冬十月、将軍李息を遣わして西羌を征討させた。
- 武帝が緱氏に行幸しようとして安邑の桐郷に至ったとき、南越を破ったとの報が届いたので、桐郷を改めて聞喜県とした。
- 春、汲の新中郷に至ったとき呂嘉の首を得たので、中郷を獲嘉県とした。
- 南越の地に南海・蒼梧・鬱林・合浦・交阯・九真・日南・珠崖・儋耳の九郡を置いた。
- また将軍韓説を遣わして西南夷を平定し、その地に武都・牂牁・越雋・沈黎・文山の五郡を置いた。
- 秋、東越王の余善が反乱したので、横海将軍韓説らを遣わして撃たせた。
- また浮海将軍公孫賀を九原から、強弩将軍趙破奴を令居から出撃させて匈奴を撃たせたが、いずれも塞を出て二千余里、敵に会わずに帰った。
- 武威郡・酒泉郡を分けて張掖郡・燉煌郡を置き、民を移して実を満たした。
- この年、斉の相の卜式が御史大夫となった。