前漢紀前漢孝文皇帝紀下 十二年 前168年

  • 冬十二月、黄河が東郡の酸棗で決壊し、金堤を破った。
  • 春正月、諸侯王の娘たちにそれぞれ二千戸の邑を賜った。
  • 二月、孝惠帝の後宮の美人を宮外に出し、嫁ぐことを許した。
  • 三月、詔を下した。孝悌は天下の大いなる順であり、力田は民の生活の根本、三老は民衆の師、廉直な吏は吏民の手本である。この行いを大いに嘉するとして、謁者を遣わして差をつけて労い賜与を与え、あわせて民の苦しみを問わせた。
  • この年、呉で角の生えた馬が現れた。耳の前、頭の上向きに右の角は長さ三寸半、左の角は二寸半、周囲はいずれも二寸であった。本志はこれを呉がのちに兵を挙げて叛く前兆と解している。