漢書卷四十四 淮南衡山濟北王傳第十四 衡山王賜
内訌と滅亡
- 衡山王劉賜は后乗舒との間に太子爽ら、姫徐来との間に孝ら、美人厥姫との間に子を儲けた。衡山・淮南の相の間には確執があり、衡山王は淮南の謀反計画を知り、併呑を恐れて自らも謀を進めた。
- 王の使者衞慶が上書しようとした事件をきっかけに内史との対立が生じ、朝廷から二百石以上の官吏を派遣される屈辱を受け、これを恨みに思った衡山王は謀反の準備を進めた。
- 后徐来と厥姫の対立、太子爽と徐来の確執、娘無采の姦通問題などが絡み合い、王家は内部分裂に陥った。太子は廃されそうになり、弟の孝が王の寵愛を得て将軍の号を与えられ、賓客を集めて兵器を準備した。
- 太子爽は密使を送り衡山王・孝の謀反を密告。事件は沛郡で審理され、陳喜の隠匿などが発覚。衡山王は自殺し、孝・徐来・太子爽らはそれぞれの罪により棄市となり、国は除かれて郡となった。