唐李問對曹公の戦騎・陥騎・遊騎
- 太宗が言った。「曹公には『戦騎・陥騎・遊騎』があるが、今の馬軍は何に比すべきか。」
- 靖が言った。「臣が『新書』を案ずるに、『戦騎は前に居り、陥騎は中に居り、遊騎は後に居る。このようであれば、各々名号を立て、三類に分けるだけである。おおよそ騎隊は八馬が車徒二十四人に当たり、二十四騎が車徒七十二人に当たる、これは古の制である。車徒は常に正を以て教え、騎隊は常に奇を以て教える』とあります。曹公に拠れば、前後及び中とし、三覆に分けて、両廂を言いません、一端を挙げて言うだけです。後人はこの三覆の義を暁らず、戦騎は必ず陥騎・遊騎より前にあるべきだと考えます、どのように用いればよいのでしょうか。臣はこの法に熟しており、軍を回し陣を転ずる時は、遊騎を前に当て、戦騎を後に当て、陥騎は変に臨んで分けます、皆、曹公の術です。」
- 太宗は笑って言った。「多少の人が曹公に惑わされたことか。」