宋史卷三百五十二 列傳第一百十一 王襄

経歴

  • 王襄、初名は寧、鄧州南陽の人。軍器監主簿から陝西察訪、権知開封府として滞積した訴訟千余人を四十日で処理し名声を得た。龍図閣直学士・吏部侍郎、杭州・海州・応天府・鄆州を歴任、禮部尚書・兵部を経て潁州・永興軍知事。
  • 同姓名の妖賊王寧との混同を避け改名を願い出て「襄」の名を賜った。工部吏部尚書、同知樞密院事、郭天信との交遊で職を落とされたが後に起用され、資政殿学士から淮寧府知事、宣和六年河南尹。
  • 金の再侵攻に西道都総管として張杲を副とし高宗の元帥府に参陣、即位後知河南府。趙野と西北道諸軍を分担していたが援軍要請への対応が遅れ、寧遠軍節度副使・永州安置に落とされ卒した。