宋史卷三百 列傳第五十九 陳從易
剛直の学者官
- 陳從易、字は簡夫。泉州晉江の人。彭州で王均の乱に際し州を代行、謀反者を斬り城を守り抜いた。祕書省著作佐郎、太常博士、監察御史を経て侍御史。虔州の飢饉での盗難者救済を進言。
- 父の老いを理由に地方勤務を求めるも寇凖に疎まれ吉州に左遷。広州知事、左司郎中知制誥として、文章の華美な風潮に流されず古風を守り、楊大雅と並び称された。杭州知事で没す。
- 剛直で是非を明言する性格で人と衝突することも多かったが、王欽若に信頼された。丁謂の全盛期にもあえて欽若を見舞い、寇凖左遷時にも「かつての宰相として遇する」と述べ、節を曲げなかった。『泉山集』二十巻ほか著作あり。