春秋左傳事類始末晋侯疾有り韓宣子、夢を子産に問う(晉侯有疾韓宣子問夢於子産)
晋侯の病と黄熊の夢を機に韓宣子が子産に問い、子産は鯀の霊を祀る夏郊の祭祀が晋で欠けていることを指摘、これを行うと晋侯の病が快方に向かった一話。
年表(1件)
- 魯昭公七年(前535年)子産が晋侯の病を鯀の霊(夏郊の祭祀の欠如)と説き、祭祀により病が快方へ
魯昭公七年(前535年)
- 鄭の子産が晋に聘わした折、晋侯が病に伏していた。韓宣子は密かに子産に「わが君の病は諸方の神々に祈っても癒えず、夢に黄熊が寝室に入ってくる、これは何の祟りか」と尋ねた。
- 子産は「昔、堯は鯀を羽山で処刑した。鯀の霊は黄熊と化して羽淵に入り、夏后氏の郊祀の対象として三代にわたり祀られてきた。晋は盟主でありながら、この神を祀っていないのではないか」と答えた。
- 韓子(宣子)が夏郊の祭祀を行うと、晋侯の病は快方に向かい、子産には莒から得た二つの方鼎が贈られた。