春秋左傳事類始末晋衛、盟を尋ねる(晉衛尋盟)

晉と衛がそれぞれ荀庚・孫良夫を遣わして旧盟を再確認する際、魯の臧宣叔が国の強弱による序列を説き、盟主の晉を先に応接すべきと進言して晉衛の順で盟約が結ばれた。

年表(1件)

魯成公三年(前588年)

  • 冬、晋侯は荀庚を遣わして訪問と旧盟の再確認をさせ、衛侯も孫良夫を遣わして同様のことを行わせた。魯公は臧宣叔に「荀庚(中行伯)は晋で三番目の地位、孫良夫は衛の上卿にあたるが、どちらを先に応接すべきか」と尋ねた。
  • 臧宣叔は答えた。「次国の上卿は大国の中クラスの卿に相当し、大国の中の卿は次国の下の卿に、次国の下の卿は大国の上大夫に相当する。小国の上卿は大国の下の卿に、小国の中の卿は大国の上大夫に、小国の下の卿は大国の下大夫に相当する、というのが古来の序列である。衛は(実質の強弱により)次国として扱われず、より下位に位置づけられる。晋は盟主であるから晋を先に応接すべきだ」。
  • こうして丙午の日に晋と盟い、翌丁未の日に衛と盟った。これが礼にかなうとされた。