新唐書卷一百九十六 列傳第一百二十一 孟詵

孟詵

  • 孟詵は汝州梁の人。進士に及第し鳳閣舎人に累進。劉禕之の家で見た金を「これは薬金です、燃やせば五色の炎が立つ」と鑑定し当たったが、武后はこれを喜ばず台州司馬に左遷、のち春官侍郎に累進した。相王(睿宗)に侍読として召され同州刺史を拝命。神龍初、致仕して伊陽山に隠れ本草を研究した。睿宗が登用しようとしたが老齢を理由に固辞し、河南に春秋の羊酒糜粥の供給を命じられた。尹畢構はその古人の風を慕い居所を「子平里」と名付けた。開元初、享年九十三で没した。
  • 官にあっては厳しい統治で知られたが、閑居では「養性とは善言を口から離さず、善薬を手から離さぬことだ」と語り、当時人口に膾炙した。