新唐書卷一百五十九 列傳第八十四 樊澤

樊澤

  • 樊澤、字は安時。河中の人。相衛節度使薛嵩に堯山令として登用され、賢良方正の試に赴く途中、熊執易に助けられて及第した。楊炎に評価され左補闕に進んだ。
  • 兵法を好み、徳宗に「意見が朕と合う」と称賛された。山南東道司馬から節度使に進み、李希烈と度々対峙して唐・随二州を奪取。荆南節度使を経て嗣曹王臯の死後の山南東道の混乱を収拾した。57歳で没し、司空・諡成を贈られた。

澤子 宗師

  • 樊宗師、字は紹述。軍謀宏遠科に及第し、絳州刺史などを歴任。財を惜しみなく親族に分け与える性格で、『春秋伝』『魁紀公』『樊子』など多くの著作を残し、韓愈にその議論を評価された。