新唐書卷一百五十六 列傳第八十一 李元諒
李元諒
- 李元諒、安息の人。もと安氏で、宦官駱奉先の養子となり駱元光と名乗った。李懐讓の下で鎮国軍の副使を務め、10年の在任で士心を得た。
- 徳宗が奉天へ避難した際、賊将何望之が奪った華州城を潼関から急襲して奪還。募兵で数日のうちに1万余を集め軍気を振るった。李希烈討伐に向かう兵の召還を図る硃泚の使者を斬り、華州の独立を保った。京師奪還では李晟に呼応して先陣を切り、功を晟に譲って退いた。
- 李懐光討伐に従軍中、敵将徐廷光の嘲弄への報復として降将を独断で斬り、馬燧の怒りを買ったが韓遊瑰の取りなしで許された。貞元3年(787年)、平涼の盟の変では独自の判断で軍を配置し、渾瑊救出に決定的な役割を果たした。帝から姓と名(元諒)を賜った。
- 隴右節度使として良原を治め、荒廃地を開墾して屯田を興し、防塞を整えて吐蕃の侵入を防いだ。62歳で没し、司空・諡荘威を贈られた。