新唐書卷一百十一 列傳第三十六 張儉

対突厥・営州経略

  • 京兆新豊の人。高祖の従外孫。朔州刺史として頡利可汗の恣意的な要求を唯一拒絶し、営田で毎年数十万斛の収穫を挙げ飢饉時にも州を安定させた。
  • 思結部の帰順を穏やかに受け入れ、後に離反の誣告を受けるが単騎で説得し帰服させた。代州都督として平糴法(余剰穀を官が買い上げる制度)を建て蓄えを増やした。
  • 営州都督兼護東夷校尉として高麗の侵攻を撃退。太宗の遼東親征に先鋒として従い、行軍総管として六軍の先鋒を務めた。皖城郡公。60歳で没し諡は密。兄弟三人がそれぞれ門に戟を立てる家格を得て「三戟張家」と称された。