新唐書卷一百六 列傳第三十一 李敬玄

吏部の名声と青海の敗戦

  • 亳州譙の人。博識で礼学に長じ、東宮侍読から西台侍郎同東西台三品に進む。吏部尚書として長年選挙を掌り、姓氏・記憶力に優れ、天下の人物を精確に把握したという。
  • 儀鳳元(676年)年、中書令・趙国公。劉仁軌との不和から河西の統帥を強いられ、洮河道大総管として吐蕃と戦うが劉審禮の戦死・湟川の大敗を招き、衡州刺史に左遷。撰述に『礼論』などがある。兗州都督・諡文憲を贈られた。

弟 元素

  • 弟の元素は武徳令として刺史の悪政を諫めた廉直な吏。鳳閣侍郎同鳳閣鸞台平章事に進んだが武懿宗の讒構で誅殺され、後に冤罪が晴らされた。