新唐書卷八十九 列傳第十四 張公謹

玄武門と突厥討伐の功臣

  • 張公謹、字は弘慎、魏州繁水の人。もと王世充の部下から唐に帰順。玄武門の変の直前、占いを退け「事に疑いなし」と決断を促した逸話で知られる。変の際には玄武門を単独で守り抜いた。
  • 貞観初め代州都督として屯田を整備し、李靖の突厥討伐に副将として従い、頡利可汗攻略の六つの理由を献策した。鄒国公に進み、卒官(年四十九)、太宗自ら哭礼を行った。子の大素は史官として『魏書』等の編纂に携わり、孫の悱も学術で知られた。