晉書卷九十五 列傳第六十五 僧涉

僧涉

  • 僧渉は西域の人で、姓は分からない。若くして沙門となり、苻堅の時代に長安に入った。虚静に気を服し、五穀を食べず、一日に500里を歩くことができた。まだ起こっていないことを語れば、手のひらを指すように的中した。秘密の呪文で神龍を呼び下すことができ、干ばつのたびに、堅は常に彼に龍に呪いをかけて雨を請わせた。まもなく龍が鉢の中に降り、天がたちまち大雨を降らせた。堅と群臣は自ら鉢のもとに赴いて観察した。長安で没した。後に長らく干ばつが続いた際、苻堅は「渉公が生きていれば、これを憂う必要はなかったろうに」と嘆じた。