資治通鑑漢紀三十七 顯宗孝明皇帝 永平 十一年 68年
春:東平王蒼の朝覲
- 正月、東平王蒼が諸王とともに入朝し、一か月あまり滞在して帰国した。
- 帝は見送りののち宮に戻っても心寂しく、使者を立てて直筆の詔を東平国中傅に与えた。
- 別れてから独坐しても楽しめず、車に乗って帰る間も物思いに沈み、『采菽』を誦していっそう嘆息したと述べた。
蒼への賞与
- 以前、東平王蒼が、家にあって何が最も楽しいかと問われ「善をなすことが最も楽しい」と答えたことを、帝は非常に大きな言葉だと賞賛した。
- そこで列侯の印十九枚を送り、諸王の子で五歳以上、拝礼できる者には皆これを帯びさせるよう命じた。