資治通鑑秦紀一 始皇帝上 十一年 前236年

秦、趙を圧迫

  • 趙は燕を攻めて貍陽を取った。兵がまだ帰還しないうちに、秦の王翦・桓齮・楊端和が趙を攻めた。
  • 彼らは鄴を攻めて九城を取り、王翦は閼与・轑陽を攻め、桓齮は鄴・安陽を奪った。

趙の王位交代

  • 趙の悼襄王が死に、子の幽繆王遷が立った。
  • 遷の母はもと倡女で、悼襄王に寵愛され、嫡子の嘉を廃して遷を立てさせた。遷はもとより素行が悪いことで国中に知られていた。

呂不韋への圧迫強化

  • 文信侯が封国へ去ってから一年あまりすると、諸侯の賓客や使者が彼のもとへ絶えず往来した。
  • 王は彼が変事を起こすことを恐れ、「秦にどんな功があって河南十万戸に封じられ、どんな親しさがあって仲父と呼ばれるのか」と責める書を送り、一族を連れて蜀へ移るよう命じた。