說唐第五十二回 尉遅恭は二人の女を娶り、馬賽飛は独りで咬金を捕らえる (尉遲恭雙納二女 馬賽飛獨擒咬金)
孟海公の合流と黒夫人の出陣
史仁ら三将を失った王世充の陣に、孟海公が援軍として到着する。世充がこれまでの連敗を語ると、孟海公は明日には唐将を捕らえてみせると請け合う。翌日、孟海公の二夫人・黒氏が出陣を志願し、討ち取ろうと出てきた程咬金と激戦。黒氏は流星錘で咬金の右腕に当て、咬金は撤退する。
尉遲恭、黒夫人を生け捕り婚姻
再び挑む黒氏に対し尉遲恭が出陣。戯れ言を交わしつつ交戦し、黒氏の錘を槍で絡めとって生け捕りにする。徐茂公は程咬金に、尉遲恭と黒夫人の縁談をまとめる「媒人」役をさせようとする。咬金がからかい半分に黒夫人へ話を持ちかけると殴られる騒動になるが、尉遲恭がなだめて奥へ連れて行き、抵抗する黒氏を力ずくで従わせ、二人は結ばれる。黒夫人は尉遲恭に、妹分の白夫人と姉の馬賽飛(二十四本の飛刀の使い手)について注意を与える。その後、黒夫人は程咬金にも詫びを入れ、三人で酒を酌み交わす。
尉遲恭、白夫人も生け捕り婚姻
翌日、白夫人が姉を案じて挑んでくるが、尉遲恭が難なく生け捕りにし、秦王の許しで白夫人とも婚姻を結ぶ。黒夫人のとりなしで白夫人もこれを受け入れる。
馬賽飛の飛刀で程咬金が捕らわれる
孟海公は二夫人を失って激怒し、大夫人・馬賽飛が仇討ちに出陣する。程咬金が功名を求めて出撃し、馬賽飛を口説こうとするが、馬賽飛は隠し持った飛刀を放ち、咬金は肩を射られて落馬、生け捕りにされてしまう。