說唐第027回 秦叔宝は馬を走らせ金を取り、程咬金は単身で穴を探る (秦叔寶走馬取金  程咬金單身探地穴)

追撃の果てに救われる

魏文通の追撃で馬が疲れ果て、叔寶は川にはまり窮地に陥るが、対岸から現れた王伯当が矢で文通の両手を射抜いて撃退し、叔寶を救う。二人は合流して山東へ向かう。

金堤関を奪取

一行は徐茂公が小孤山で集めた兵とともに金堤関を攻めていた。守将・華公義は勇猛で、程咬金は敗れるが、叔寶が槍と得意の「殺手鐧」で華公義を討ち取り、関を奪う(「走馬取金堤」と呼ばれる功績)。

瓦崗寨を落とす

三日の休養の後、一同は瓦崗寨へ向かう。程咬金が先陣を切り、守将・馬三保の弟二人(馬宗・馬有周)を次々と斧で討ち取り、馬三保自身も敗走して山東へ逃げる。徐茂公らは瓦崗に入り、府庫を接収して祝宴を開く。

演武場に開いた大穴

宴の最中、演武場の裏手で大地が轟音とともに割れ、深い穴が現れる。徐茂公は犬と鶏を縄で下ろして無事に戻れば「神穴」、消えれば「妖穴」と判じ、無事戻ったことから神穴と判断。籤引きの末、程咬金が下へ探索に行くことになる。

地底で見つけた「混世魔王」の証

穴の底には石門の奥に別世界が広がっており、程咬金は無人の宮殿で金の冠・黄色の龍袍・玉帯・履物一式を見つけて身にまとい、宝の匣に入った玉圭と一枚の紙を持ち帰る。紙には「程咬金、義兵を挙げ三年の混世魔王となり天下を乱す」との文言があった。

咬金、瓦崗の主となる

徐茂公の提案で、旗竿に拝礼して旗が上がった者を主に推す儀式を行い、程咬金だけが旗を起こすことに成功する。咬金は「長久元年」を号し混世魔王と称して即位、徐茂公を丞相兼軍師、魏徵を右丞相、秦叔寶を大元帥に任じ、祝宴を開く。

迫る四方の大軍

宴の最中、唐璧・尚師徒・新文禮の三方の大軍が瓦崗を取り囲み、さらに楊林の軍も接近しているとの急報が相次ぐ。動揺する程咬金に対し、徐茂公は動じず、まず尚師徒との交渉で退けようと進言する。