說唐第020回 韓擒虎は兵を収め復命し、程咬金は赦されて家に帰る (韓擒虎收兵復旨 程咬金逢赦回家)
天錫と闊海、実は身内と判明
雲召が太行山にさしかかると、伍天錫と雄闊海がなおも激しく戦っている。雲召が仲裁に入り、天錫が「兄者はどうしてこの男を知っているのか」と問えば、雲召は「金頂山で虎狩りの折に義兄弟となった」と説明。闊海も同様に問えば「こちらは従弟の伍天錫」と分かり、双方大笑いして和解する。
南陽陥落の顛末を語る
闊海の山寨で酒宴となり、雲召は父の惨殺、南陽陥落、妻の死を語り涙する。闊海は自ら出兵して仇を討つと申し出、天錫も「自分たちが闊海と戦っていたばかりに救援が遅れた」と悔しがる。雲召は「今の兵力では奪回は難しい。姑表の縁がある河北の壽州王・李子通に借兵する」と告げ、二人には山寨で兵馬を整えて待つよう頼み別れる。
河北で借兵、大元帥に
雲召は李子通の下に至り、事の次第を訴える。李子通は激怒し、軍師・高大材の勧めで雲召を大元帥に任じ河北の兵権を委ねる。
隋軍の凱旋と論功行賞
一方、韓擒虎らは南陽を陥とし、雲召を逃した尚師徒も関王廟の霊験で難を逃れたことを知る。麻叔謀は宇文成都のとりなしで罪を免れる。韓擒虎は長安に凱旋し、煬帝は韓擒虎を平南王、宇文成都を平南侯、麻叔謀を都総管に封じ、天下に大赦を布告する。
程咬金、恩赦で出獄
この大赦により、私塩商いの喧嘩で捕吏を撲殺した山東・歴城県の乱暴者、程知節(あだ名・咬金)も釈放される。獄を出る際も「酒を飲ませねば出ない」と駄々をこね、牢番に酒肉を振る舞われ、着る物がないと孝服(喪服)を借りて身にまとい、母の待つ家へ急ぐ。