說唐第13回 長安の男女は灯を観て楽しみ、宇文公子は乱暴し淫を働く (長安士女觀燈行樂 宇文公子強暴宣淫)
灯篭見物
一行は司馬衙門前の麒麟灯楼や楊素邸前の鳳凰灯楼を見物する。各灯楼には瑞祥をたたえる対聯(詩:聖世の繁栄と天恩を祝う趣旨)が掲げられていた。皇城前の御灯楼は宝玉で飾られた特別なもので、群衆で大いに賑わう。
宇文恵及の乱暴
群衆に紛れ、宇文述の末子・宇文恵及の手下が、灯を見に来た未亡人王老娘とその娘・琬児に目をつける。恵及は権勢にものを言わせて母娘を邸に連れ込み、琬児を手篭めにする。母親が邸前で泣き叫んでも追い払われるだけであった。
叔宝ら、事情を知る
騒ぎを目にした叔宝一行は、王老娘から宇文公子の乱行を聞く。周囲の者も、公子が日頃から婦女を強奪し、逆らう者は密かに殺していると証言し、叔宝は憤りを覚えるが、ひとまず公子の外見や行列の様子を尋ねるにとどめる。