說唐第9回 教場で武を比べ先鋒を争い、望郷の思いから叔宝は詩を詠む (奪先鋒教場比武 思鄉里叔寶題詩)
伍魁の死
羅藝は伍魁の抗命に激怒し斬罪を命じるが、伍魁は武芸勝負での決着を求める。羅藝の命で叔宝と伍魁は馬上で対戦し、叔宝が伍魁の護心鏡を打ち砕く。伍魁は落馬し鐙に足を取られて馬に引きずられ、事故で命を落とす。
伍亮の離反
伍魁の弟・伍亮は兄の死を叔宝への処罰なしとした羅藝に反発して大声で咎め、逆に軍令違反として陣営から追われる。恨みを抱いた伍亮は幽州を出奔し、沙陀国の可汗を動かして燕山への侵攻を企てる。
潞州との清算
潞州の蔡建德は羅藝からの書状と目録を照合し、叔宝の財物と馬代金を返還する手続きを行い、単雄信への言伝も金甲・童環に託される。
秦瓊と羅成の武芸交換と誓い
叔宝と表弟の羅成は互いに鐧法・槍法を教え合う約束をし、誓いを立てるが、互いに奥義(殺手鐧・回馬槍)だけは出し惜しんでしまう。
望郷の詩と帰郷の決断
叔宝が壁に書き残した望郷の詩を見た羅藝は気を悪くするが、夫人の勧めで叔宝を帰郷させることに決める。羅藝は山東大行台節度使唐璧への推薦状を持たせ、叔宝を送り出す。潞州で偶然再会した柳氏に、叔宝はかつての恩に報いる金子を渡す。