說岳全傳第28回 岳元帥は兵を動かし賊を討伐し、牛統制は湖を巡り捕らわれる (岳元帥調兵剿寇 牛統制巡湖被擒)

(詩:将軍が弓と剣を携え軍を率い、囚われた敵を献じて太平を祝う様を詠む)

兀朮、妖術で脱出

  • 阮良に組み伏せられた兀朮は口から金色の火龍を吐き出し、驚いた阮良は取り逃がしてしまう。金軍の小舟が兀朮を救い出し、対岸へ逃れる。兀朮は自軍の大敗を悔しがり、本国へ増援を求める使いを送る。

阮良、岳飛の陣に加わる

  • 岳飛は阮良を「天命ゆえ仕方ない」と労い、麾下に迎え入れる。張国祥・董芳とも義兄弟の契りを結び、戦功を朝廷に上奏する。

太湖の水賊討伐へ

  • 聖旨が下り、岳飛は五省大元帥に昇進、太湖の水賊討伐に向かうよう命じられる。牛皋・王貴・湯懷・張顯の四将が先発する。

牛皋、平江府で横暴を働く

  • 平江府近くの寒山寺で牛皋は隠れていた寺男を見つけ脅すが、実際は反乱軍ではなく岳飛軍の統制官であった。地方官・陸章を城まで呼びつけて詫びさせ、酒肉を無理やり届けさせる。
  • 陸章から太湖の賊情を聞く。賊首は楊虎、元帥は花普方で、東洞庭山に本拠、西洞庭山に糧秣を蓄え、五、六千の兵と四、五百艘の船を持つという。

牛皋、深酒の末に捕縛される

  • 湯懷ら四将は湖畔に船で見張りを立てる。牛皋は月見酒に酔い、水手に湖の中央へ漕ぎ出すよう強要したところ、賊将・花普方の大船に衝突され湖に落ち、生け捕りにされる。

洞庭山での対面

  • 花普方は牛皋を楊虎の御殿(元は関帝殿)に連行する。楊虎は跪かない牛皋に怒り斬首を命じるが、牛皋は一歩も引かず啖呵を切る。

  • 楊虎は牛皋の処刑を命じ、次回へと続く。