西漢演義第73回 広武山で楚漢は兵を交える (廣武山楚漢會兵)
太公の手紙
霸王は項伯の献策で太公に漢王への退兵を促す手紙を書かせ、成皋の漢王に送る。漢王は張良の助言に従い、あえて動じず「お互いの父は共通の父も同然」と軽く受け流す返答をし、太公の身柄は引き続き楚の手中に置かれる。
韓信の秘密作戦
漢王が病から回復すると韓信と共に広武で楚と対峙する。韓信は夜、単身で敵陣近くを視察し、蕭何の問いにも「明日の作戦は父子の間でも明かせない」と答える。
広武山の包囲戦
両軍対峙の末、韓信は挑発して霸王を広武山に誘い込み、十隊に分けた伏兵で包囲する。英布・婁煩・周勃・周昌・靳歙・盧綰らが次々に立ちはだかり、霸王は苦戦しながらも奮戦し婁煩を討ち取るなどして辛くも脱出する。周殷・桓楚の救援もあり、楚軍は多大な損害を出しながら彭城方面へ撤退する。韓信は大勝を収め、漢王に報告して次の攻撃準備に入る。