西漢演義第四十二回 樊噲を遣わし表向き桟道を修復させる (遣樊噲明修棧道)
韓信への慰労
- 漢王の勅使が羊酒と手勅を携え韓信の陣を訪れ、殷蓋処刑の厳正な軍法運用を称える。韓信は謝意を述べ、後日改めて漢王に拝謝する。
樊噲、棧道修復を命じられる
- 韓信は先鋒の樊噲に、周勃・柴武と共に焼け落ちた棧道の修復を命じる。樊噲は数百里に及ぶ難工事を一月で終えるのは不可能と抗弁するが、軍令に背けず引き受ける。
訓練の完成と閲兵
- 韓信の訓練により軍容は見違えるほど整い、漢王が自ら閲兵して感嘆する。漢王が東征の時期を問うても、韓信は「棧道が未完のため」とはぐらかし、意味ありげな態度を見せる。
棧道普請の難航と偽装の指示
- 樊噲・周勃・柴武は現地の険しさに愕然とし、期限内の完成は絶望的と嘆く。太中大夫陸賈が檄を携えて訪れ、人目を避けて韓信の密命(この後の展開への布石)を樊噲に伝える。樊噲は表向き工事の困難を漢王に訴え、追加の人夫を求める上奏を行い、漢王は普安郡から千名を調達させる。
- 樊噲は周勃・柴武にひそかに人数を分け与え、変装させて別行動を取らせるところで終わる。