三國演義第八十二回 孫権は魏に降り九錫を受け、先主は呉を征し六軍に賞を与える (孫權降魏受九錫 先主征吳賞六軍)
諸葛瑾の和睦交渉失敗
- 諸葛瑾は荊州返還・孫夫人送還などを条件に和睦を提案するが、先主は「弟の仇とは同じ天の下に生きられぬ」と一蹴し、交渉は決裂する。
孫権の魏への臣従
- 孫権は趙咨を使者として魏に送り、曹丕から呉王に冊封され九錫を受ける(劉曄は「虎に翼を与えるようなもの」と反対するが曹丕は漁夫の利を狙って静観する構え)。
- 冊封の使者邢貞の横柄な態度に張昭・徐盛らが憤慨する場面も描かれる。
緒戦:関興・張苞の活躍
- 蜀軍は宜都に進出し孫桓・朱然の軍と対峙。関興・張苞が奮戦し、李異・謝旌ら呉将を討ち取って初戦を制する。
- 続く伏兵計で朱然配下の崔禹を生け捕り、孫桓を彝陵城に追い込むなど蜀軍優勢が続く。
呉の反撃態勢
- 劣勢に焦る孫権は韓当・周泰・潘璋・凌統・甘寧らのベテラン勢を投入し反撃を図る中、先主は関興・張苞の武勇に自信を深める。
- 老将黄忠が「老いぼれ扱い」への反発から単身出陣したとの報に、先主は二将を援護に向かわせるところで回を終える。