三國演義第五十八回 馬孟起は兵を興し恨みを雪ぎ、曹阿瞞は鬚を割き袍を棄てる (馬孟起興兵雪恨   曹阿瞞割鬚棄袍)

孫劉離間策と馬超挙兵

  • 陳羣の献策で曹操は江南への大軍派遣を計画するが、これに対し孔明は「西涼の馬超を挙兵させれば曹操は南征どころではなくなる」との策を玄德に授ける。
  • 父・馬騰と弟の死を知った馬超は激怒し、玄德の書状にも背中を押されて韓遂ら西涼諸将と共に二十万の兵を挙げ、長安を攻略する。

潼関の攻防

  • 曹洪は徐晃の忠告を無視して潼関を出撃し敗れる。曹操自ら出陣するが、馬超の猛攻に大敗し、髭を切り、戦袍を捨てて命からがら逃げる。
  • (詩:曹操の狼狽ぶりを詠う)
  • 曹洪に救われた曹操は、渭河を渡る際にも馬超の猛追を受け、許褚の奮戦と丁斐の計略(牛馬をおとりにする)でかろうじて危機を脱する。

渭南の攻防

  • 曹操は徐晃・朱靈に渭河西岸への奇襲を命じ、挟撃態勢を敷く。馬超・韓遂は反撃するが、伏兵の落とし穴などにより苦戦を強いられる。両軍は渭水を挟んで激しい攻防を繰り広げる。