六韜三陳

  • 要旨: 太公望は用兵における陣立てを天陳・地陳・人陳の三つに分け、天体の運行、丘陵水泉の地形、車馬・文武の運用がそれぞれの根拠になっていると説く。

天陳・地陳・人陳

  • 武王が天陳・地陳・人陳とは何かを問う。
  • 太公望は、日月・星辰・北斗の柄が左右・向背の位置を持つことに象って軍が陣を取るのが「天陳」であるとする。
  • 丘陵・水泉にも前後左右の利があり、これに則って軍が地の利を取るのが「地陳」であるとする。
  • 車を用い馬を用い、文(懐柔)を用い武(強制)を用いることが「人陳」であるとする。武王はこれに「善哉」と応じる。