南齊書卷五十三 列傳第三十四 李珪之

清廉な少府

  • 李珪之、字は孔璋、江夏鍾武の人。父祖はいずれも県令。鎮西中郎諮議・右軍将軍・兼都水使者を歴任し、清廉有能と称された。游撃将軍(使者を兼ねる)を経て少府を兼ねて卒した。
  • 先立って永明四年(486年)、滎陽の毛恵素が少府卿となった際、吏才が強く治事も清厳だったが、勅命で銅官の碧青1200斤を購入し画用の御用に供したところ費用60万銭とされ、利を貪ったと讒言され、世祖が怒って尚書に価を評させたところ実価は28万余銭であったにもかかわらず、有司に奏されて誅殺された。死後、家には壁のみが残る有様で、世祖は深く悔いた。